小中学校で「早寝・早起き・朝ごはん」の生活リズムの大切さについてお話しする食育講座を行う際に、皆さんから食事について様々なご質問、ご相談をたくさんいただいています。

そこで、皆さんも同じ疑問やお悩みをもたれているかもしれませんので、よくある質問をご紹介し、お答えしたいと思います。

噛むクセをつけさせるには?小学生 保護者より

子どもに噛むクセをつけさせるには、どうしたら良いですか?

最近は「ふんわり」「やわらか」「なめらか」といった柔らかい食感の市販品を多く目にしますね。
柔らかい食べ物は自然と噛む回数も減ってしまいます。

例えば、ブロッコリーやカリフラワーを固ゆでにする、夜ご飯の肉を厚切りにしてある程度の大きさを保つといった工夫でも「噛む」ことにつながります。

また、ゲーム感覚で、ひと口のごはんを100回噛んで味や状態の変化に気づいてもらう、なども噛むことの意識づけにつながります。ぜひ試してみて下さいね!

朝ごはんはジュースでも良い?小学生 児童より

朝ごはんはジュースでも良いですか?

まず、朝ごはんを食べる時間を作って、何か口にするのはとても良いことです!
ジュースも色々と種類があると思うのですが、できれば砂糖や添加物などが含まれていない100%ジュースを選べると良いでしょう。

また、『ごはんだもん!元気だもん!』のサイト内では、手作りのジュース(スムージー)のレシピもありますので、ぜひ参考にしてくださいね。

そして、できればジュースのような液体だけでなく、ごはんや納豆といった固形物をよく噛んで食べることをおすすめします。

歯が抜けて食べにくい時は?小学校 保護者より

子どもの歯が抜けて食べにくそうな時におすすめの食材はありますか?

成長期の子どもたちは、「歯が抜ける」という一大イベントがありますね。
どこの歯が抜けるかによって食べ辛さも変わってくるかと思いますが、食材のかたさに工夫をすると良いでしょう。

例えば、れんこんやゴボウなどのかたい根菜類はうまく噛み切れないかもしれません。一方で、加熱することで柔らかくなる人参やかぼちゃは、食べやすい食材です。
肉類では、ステーキやから揚げなどの塊肉は噛む力がある程度必要なのに対して、ハンバーグやつくねだんごはひき肉なので食べやすいでしょう。

肉だけでなく、魚は加熱すると身がほろほろと柔らかく食べやすい食材なので魚料理を増やすチャンスでもありますよ。

もちろん、歯が抜けていても噛んで食べられるものは、しっかり噛んで食べましょうね。

朝ごはんと朝うんちは関係ある?小学校 児童より

朝ごはんと朝うんちは関係ありますか?

朝、起きた時のみなさんの体の中は、まだ眠ったままの状態です。
そこに朝ごはんが入ってくると、体の中では食べたものを細かくして大切な栄養を取り込もうと一生懸命に動き出します。
こうして 体の中が元気に動くことで、朝うんちもより出やすくなりますよ。

朝ごはんを食べる時間を作って食べ物を口にすること、さらによく噛んで食べられると良いでしょう!

噛む力がつく朝ごはんメニューは?小学生 保護者より

噛む力がつく朝ごはんメニューはありますか?

忙しい朝は、朝食をつくる時間も限られてしまいますよね。
そんな時はちょっとした工夫で「噛み応えのあるメニュー」が完成します!
例えば・・・

・ごはん:具入りの混ぜご飯にする。
・みそ汁:具を大きく切る、豆腐を厚揚げなどのかたさのあるものに変える。
・パン:自分で切る場合は厚めに切る、かたさのあるバゲットやベーグルなどを選ぶ。トーストして食感の良さをプラスする。

こうした少しの工夫でも自然と噛むことを意識することができます。
ぜひできることから始めてみてくださいね。

食育Q&A担当者プロフィール

管理栄養士 磯村 優貴恵(いそむら ゆきえ)

管理栄養士としてダイエット専門のサロンにて食事指導を行う。その際に具体的なメニュー提案や調理方法の伝承の必要性を感じ、3年間の料理経験を積む。その後特定保健指導を経て独立。「栄養士をもっと身近に!」をモットーとして、子供から大人まで一緒に食べられるおいしいレシピの提供や食事の大切さを紙面やWEBにて発信中。

食育セミナー実施中!

ダノン健康栄養財団では、子どもから大人まで、幅広い年齢層に正しい食生活、生活習慣の知識を身につけてもらえるよう、小・中学校などの教育現場で「食育出前授業」やスポーツチーム向けの「スポーツ栄養学講座」を行っています。

講座のお問い合わせ、お申し込み受付はこちらの「ダノン健康栄養財団」ホームページよりご確認ください。

詳しくはこちら

ページトップへ戻る