特別企画

腸活シリーズ②“腸活に役立つ食材”を使って腸活レシピを作ってみよう!

腸活に役立つ食材とは?

腸活シリーズ①腸を知って腸活を始めよう!」でもお伝えした通り、
腸の中は空っぽではなく、何百種類もの腸内細菌(腸の中に住んでいる菌)が住んでいます。
この「腸内細菌」が腸の健康状態を大きく左右することがわかっています!

中でも、私たちの体にとって良い働きをする菌を活発にするために大切なこととは…

◎乳酸菌やビフィズス菌などを含む食品を毎日食べる。
◎野菜・海藻類・きのこ類や果物など食物繊維を毎日食べる。

うんちの量が少ない・・・という方は、そもそもの食事量が少ない可能性もあります。○○だけ、という食事にならないよう、のせたり混ぜたりすることでボリュームも増えますし、「ごはんに合うおかず」というように、主食と主菜や副菜をセットで考えることで自然と食事量もアップしやすくなりますよ♪

腸活にオススメ・簡単レシピ

はちみつレモンのヨーグルトオープンサンド

暑い時期にはひんやり冷やしても美味しい簡単レシピです♪

材料【2人分】

食パン(全粒粉)
2枚
(A)水切りヨーグルト
1個(110g)
(A)はちみつ
大さじ1
(A)レモン汁
小さじ2
レモンの皮
お好み

つくり方

  • 食パンは軽くトーストする。

  • ボウルで(A)を混ぜ合わせる。

  • ①に②を塗り、お好みですりおろしたレモンの皮をちらす。

ポイント

  • ・白い食パンを全粒粉に変えるだけで、食物繊維の量がぐっと増えます!
  • ・乳酸菌やビフィズス菌を含んだヨーグルトは腸内環境を整えるのに役立ちます!

簡単アレンジ

パンを4つに切ってバナナを乗せると食べやすくなり、おやつにもオススメです。

納豆とコーンのつぶつぶ和え

火を使わない、簡単レシピです♪

材料【2人分】

納豆
2パック
コーン(缶詰)
50g
いんげん
3本
すりごま
大さじ1
ぽん酢
小さじ2

つくり方

  • いんげんはラップをし、電子レンジ600wで30秒~1分加熱し1㎝の長さに切る。

  • ボウルで材料をすべて混ぜ合わせる。

ポイント

  • ・納豆には納豆菌や腸内環境を整えるのに役立つ水溶性の食物繊維が多く含まれます。
  • ・いんげんやごま、コーンなどどれも食物繊維を多く含む食材です。

簡単アレンジ

いんげんの他にも、ほうれん草やオクラ、モロヘイヤ、ミニトマトなどお好みの野菜で季節によってアレンジが可能です!

豚肉とたっぷり野菜の塩こうじ炒め

味付けは塩こうじのみ!夕食にもオススメのごはんに合う簡単レシピです♪

同じ発酵食品でも、味噌を使った場合、味噌汁をつけると味付けがかぶってしまいます。
塩こうじであれば味噌汁をつけても献立として味のバランスも良くなります♪

材料【2人分】

豚肉
150g
かぼちゃ
100g
トマト
1個
しめじ
30g
ピーマン
1個
にんにく(粗みじん)
1片
塩こうじ
大さじ1.5
黒こしょう
少々
オリーブ油
大さじ1/2

つくり方

  • 豚肉は酒大さじ1(分量外)を振っておく。かぼちゃは8㎜厚の食べやすい大きさに、トマトは2㎝角、ピーマンはひと口大の乱切り、しめじは石づきを取り手でほぐす。

  • フライパンにオリーブ油とにんにくを入れ中火にかけ、香りがたったら豚肉を入れ炒める。

  • 豚肉が白っぽくなったら、かぼちゃを加え炒め、全体に油が回ったらトマト、しめじ、ピーマン・トマト・しめじを加え炒め合わせる。

  • 塩こうじを回しいれ全体に絡ませ、黒こしょうをふる。

ポイント

  • ・豚肉にはたんぱく質はもちろん、エネルギー代謝に欠かせないビタミンB1
  • ・かぼちゃやピーマンには免疫力にも役立つβカロテンが多く含まれます。
  • ・塩こうじは麹菌を使った調味料で、発酵食品です。
  • ・野菜やきのこは不足しがちな食物繊維を多く含む食材です。

監修

管理栄養士 磯村 優貴恵

管理栄養士としてダイエット専門のサロンにて食事指導を行う。その際に具体的なメニュー提案や調理方法の伝承の必要性を感じ、3年間の料理経験を積む。その後特定保健指導を経て独立。
「栄養士をもっと身近に!」をモットーとして、子供から大人まで一緒に食べられるおいしいレシピの提供や食事の大切さを紙面やWEBにて発信中。