食育Q&A

「朝ごはんが大切なのは分かったけど、昼食や夕食は大切なの?」etc.

小中学校で「早寝・早起き・朝ごはん」の生活リズムの大切さについてお話しする食育講座を行う際に、皆さんから食事について様々なご質問、ご相談をたくさんいただいています。

そこで、皆さんも同じ疑問やお悩みをもたれているかもしれませんので、よくある質問をご紹介し、お答えしたいと思います。

朝ごはんが大切なのは分かったけど、昼食や夕食は大切なの?小学生 児童より

朝ごはんが大切なのは分かったけど、昼食や夕食は大切なのですか?

昼食や夕食にもきちんと意味があります。
午前中使ったエネルギーと午後の活動のためのエネルギーを補給します。
そして夕食では1日使った頭と身体のリカバリーのために食事をとる必要があります。
特に成長期の皆さんは「成長するためのエネルギー」も必要になりますので、3食しっかり食べましょう!

あまりおなかが朝すいていないのですが、朝パンと他に何を食べたらいい?小学生 児童より

あまりおなかが朝すいていないのですが、朝パンと他に何を食べたらいいですか?

パンは水分が少ないため、何か水分を補えるものとたんぱく質もしっかり摂りましょう。
水分はお水やお茶でもよいですが、たんぱく質やカルシウムが摂れる牛乳、野菜が摂れるスープなどもオススメです。
パンの上に目玉焼き、ベーコン、チーズなどを乗せてトーストするとたんぱく質も摂ることができますよ。

朝、親がいそがしいのです。朝食の量が少ない場合はどうしたらよいですか。中学校 生徒より

朝、親がいそがしいのです。朝食の量が少ない場合はどうしたらよいですか。

授業でもお話ししたように、カレーなどワンプレートでも栄養を摂ることは可能です。
その他にはごはんの上に納豆や卵を乗せて食べると、たんぱく質もプラスできます。
また、前日の夜の残り物があればそれも組み合わせると良いでしょう。

タマゴ料理が苦手になってしまいました。食べやすくなるメニュー等、工夫があれば知りたいです。小学校 保護者より

幼児の頃、タマゴアレルギーがあった為除去していました。(今はアレルギーなし)そのせいか、タマゴ料理が苦手になってしまいました。食べやすくなるメニュー等、工夫があれば知りたいです。

好き嫌いの理由の一つとして、「食感」があります。
特に卵はお料理のバリエーションが多く、生、固ゆで、半熟、スクランブルエッグ、卵焼きなど調理法によっても卵の食感が大きく変わります。
マヨネーズなどと合わせたポテトサラダは見た目にも卵が分かりにくく、味も他の素材となじんで食べやすいと思います。
まずはお子様が卵のどんなところが嫌いなのか、というのを知ることが好き嫌い克服の第一歩だと思います!

基礎代謝を上げる食物は?中学校 生徒より

基礎代謝を上げる食物について知りたいです。

基礎代謝を上げるためには、筋肉をしっかりとつけることが大切です。
そのためにはたんぱく質を十分に摂りましょう。

たんぱく質は肉、魚、卵、豆類、乳製品など様々なものに含まれるので、メインのおかず以外にも副菜やおやつなどでも意識をするとたんぱく質の摂取量が増えますよ。
しかし、皆さんはまだまだ成長期なので、たんぱく質だけではなく、糖質や適度な脂質、ビタミン・ミネラル食物繊維なども十分に摂ること、そして運動と質の良い睡眠をとることで良い体調をキープすることも大切です。

食育授業report葛飾区立白鳥小学校

2019年7月6日土曜日、葛飾区立白鳥小学校の1年生の皆さんに食育授業を行いました! この日は参観日で保護者の方も参加してくださいました。 挨拶もとても元気よく、授業ではとてもたくさん反応していたのが印象的でした。 中でもクイズコーナーでは大盛り上がりでしたね! 元気な皆さんがこれからもすくすく成長するために 今日お話ししたことがなにか一つでも実践につながると嬉しいです。

食育授業report葛飾区立梅田小学校

2019年7月16日火曜日、葛飾区立梅田小学校の3.4年生の皆さんに食育授業を行いました。 とても元気な挨拶で迎えていただきました。 そして授業中は私語もなく、集中して聞いてくださいましたね。 クイズでは皆さんしっかり考え、参加して答えを出していたのがとても印象的でした。 マグカップヨーグルトケーキのデモンストレーションでは作り方だけではなく、できた時の香りが気になっていた様子でしたね! ぜひ、おうちに帰って実際に作ってみてくださいね。

食育授業report横浜市旭区学校食育研究会

2019年8月22木曜日、鶴ヶ峰小学校にて、横浜市旭区学校食育研究会の先生方に食育授業を行いました。 1時間を超える長い授業でしたが、実際のデータなども交えてお話しをし、先生方はメモを取って一生懸命耳を傾けてくださったのが印象的でした。 また、最後のデモンストレーションにも興味を持っていただけたようでとても嬉しく思います! 夏休み中のご多用の中、参加してくださいましてありがとうございました。

食育Q&A担当者プロフィール

管理栄養士 磯村 優貴恵(いそむら ゆきえ)

管理栄養士としてダイエット専門のサロンにて食事指導を行う。その際に具体的なメニュー提案や調理方法の伝承の必要性を感じ、3年間の料理経験を積む。その後特定保健指導を経て独立。「栄養士をもっと身近に!」をモットーとして、子供から大人まで一緒に食べられるおいしいレシピの提供や食事の大切さを紙面やWEBにて発信中。

食育セミナー実施中!

ダノン健康栄養財団では、子どもから大人まで、幅広い年齢層に正しい食生活、生活習慣の知識を身につけてもらえるよう、小・中学校などの教育現場で「食育出前授業」やスポーツチーム向けの「スポーツ栄養学講座」を行っています。

講座のお問い合わせ、お申し込み受付はこちらの「ダノン健康栄養財団」ホームページよりご確認ください。

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