小中学校で「早寝・早起き・朝ごはん」の生活リズムの大切さについてお話しする食育講座を行う際に、皆さんから食事について様々なご質問、ご相談をたくさんいただいています。


そこで、皆さんも同じ疑問やお悩みをもたれているかもしれませんので、よくある質問をご紹介し、お答えしたいと思います。

ふりかけが手離せない小学校 保護者より

おかずを作ってもふりかけと一緒でないと白いご飯を食べてくれません。塩分のとりすぎが気になります。

白いご飯とおかずや汁物を交互に食べることで口の中で味を作る「口中調味(こうちゅうちょうみ)」は日本の食事の特徴の一つです!ご飯はおかずの塩気をほどよく薄めてもくれます。欧米の方はこの食べ方ができないと聞いたことがありますが、最近では、日本でも苦手子供が多いようです。

とは言っても、おかずや汁物を食べた上で、ご飯にふりかけをかければ塩分のとり過ぎにつながりますし、味覚への影響も心配です。
できるものならなんとかしたいですよね。

主菜や副菜の味付けにメリハリをつけて、全体の塩分が多くならないようにすると良いと思います。

また、ふりかけ好きを逆手にとった「手作りふりかけ作戦」はいかがでしょうか。市販のふりかけの多くは濃い味に作られています。一方で、青菜、じゃこ、かつおぶし、ゴマなどを炒め合わせて醤油などで味付けした手作りふりかけは、おかず感覚で食べることができます。塩分をカットしたい場合は、かつおぶしなどのうま味が強い食材を使うと、控えめな味付けでもおいしく召し上がれます。
この作戦では、ふりかけを使うことを前提にしているので、他のおかずはできるだけ薄味を心がけたいですね。

そういえば、私の知人は「子どもの頃は“バターしょう油かけご飯”しか食べなかった」と言っていました。私自身も、ご飯にみそ汁をかけて、しょっちゅう母に「お行儀が悪い!」と怒られていました。でも、知人も私も、今は白いご飯が大好きで、おかずと一緒にモリモリ食べています!「必ず変わる」とは言えませんが、お子さんも、大きくなるにつれ、おかずの味でご飯が食べられるようになるかもしれません。気持ちをラクにして、色々な方法を試してみてくださいね!

水分補給について小学校 保護者より

おススメの水分補給について教えてください。

水分は、私たちの体の中で、酸素や栄養を運んだり、逆に不要な成分を運びだしたり、体温を一定に保ったりと大切な役割を果たしています。汗で水分が失われやすい夏には、特にしっかりと水分補給を心がけたいものです。

ではジュースや牛乳は、水と同じように考えて良いのでしょうか?

答えはNOです。
水には味がありませんが、ジュースは甘い味がしますよね。商品によって量は異なりますが、ジュースなど甘い飲み物の多くには、糖分が多く含まれています。

水の代わりに甘い飲み物を飲んでいれば、糖分のとり過ぎになり、体の中に糖分が入ってくると、あっという間に糖分をとりすぎてしまいますね。 また、体の中に糖分がたくさん入ってくると、のどが渇きます。のどが渇けばさらに飲み物が欲しくなり、甘い飲み物に手が伸びる悪循環に・・・ こうして甘い飲み物を飲み続けた結果、急性の糖尿病を引き起こし、ひどい場合には昏睡におちいることも。→ペットボトル症候群

牛乳は体に必要な栄養成分をたくさん含む、優れた食品ですが、これも水と同じ感覚でガブガブ飲んでしまえば、カロリーをとりすぎたり、栄養のバランスをくずしたりする要因になります。
「水分補給」という面では、やはり糖分などを含まない水やお茶を利用するのが、一番なのではないでしょうか。

水分は、私たちの体の大部分(子供で約70%、大人で約60%)を占める大切なものです。スポーツをする時や外で遊ぶ時だけでなく、朝起きた時、お風呂に入った後、夜寝る前など、こまめに水分を補給して、体をしっかりと潤してあげてくださいね。

食育授業report練馬区立豊玉南小学校

平成26年12月13日に、練馬区立豊玉南小学校で、2年生のみなさんにお話ししてきました。生活のリズムを整える大切さの他に、「食べ物を残すこと」や「好き嫌い」についても考えてもらいました。少しずつ好き嫌いを克服して、おいしい給食を食べて、元気に楽しい学校生活を送ってほしいなと思います!

食育授業report三郷市立彦成小学校

平成27年1月19日に、三郷市立彦成小学校の学校保健委員会で保護者や教職員のみなさんに、生活リズムを整えることの大切さについてお話させていただきました。「早寝・早起き・しっかり朝ごはん」の習慣で、「元気もりもり」な子がもっと増えるといいですね!

食育Q&A担当者プロフィール

伊藤 真理子(いとう まりこ)

1999年、東京農業大学農学部栄養学科管理栄養士専攻卒業。フリーの管理栄養士として、セミナーの企画・運営、執筆、特定保健指導など幅広く活動中。

食育セミナー実施中!

ダノン健康栄養財団では、子どもから大人まで、幅広い年齢層に正しい食生活、生活習慣の知識を身につけてもらえるよう、小・中学校などの教育現場で「食育出前授業」やスポーツチーム向けの「スポーツ栄養学講座」を行っています。

講座のお問い合わせ、お申し込み受付はこちらの「ダノン健康栄養財団」ホームページよりご確認ください。

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