小中学校で「早寝・早起き・朝ごはん」の生活リズムの大切さについてお話しする食育講座を行う際に、皆さんから食事について様々なご質問、ご相談をたくさんいただいています。


そこで、皆さんも同じ疑問やお悩みをもたれているかもしれませんので、よくある質問をご紹介し、お答えしたいと思います。

シリアル編小学生 児童より

シリアルでも主食・主菜・副菜の役割をしますか?

「シリアル(cereal)」は英語で「穀物」を表す言葉です。トウモロコシ、麦、米など穀物を主な原料とするシリアルは、体を動かすエネルギーになる「主食」の仲間です。シリアルには、ビタミンやミネラルが強化されている製品も多く、手軽に栄養を摂れるというメリットがあります。
また、牛乳やヨーグルトは、主食・主菜・副菜という分類には当てはまりませんが、体をつくるもとになる「たんぱく質」や「カルシウム」などが豊富に含まれる優秀な食品です。
シリアルに牛乳やヨーグルトをかけて食べる朝食ってどんなイメージがありますか?「バランスの良い朝食」っていう感じがしますか?

でも残念ながら、主食・主菜・副菜すべての役割をカバーできるものではないんです。シリアルを中心に主食・主菜・副菜を揃えられればベストですね。甘くないシリアルなら色々な食材との相性も良いので、ゆで卵やツナ(主菜)、野菜(副菜)などを合わせてサラダ風にアレンジしてみるのもおすすめです。さらに牛乳やフルーツヨーグルトなどをプラスすれば、栄養豊富で見た目にも鮮やかな朝ごはんの完成です!

シリアルは時間のない朝の強い味方になります! 急いでいる時は牛乳をかけて「サッと手軽に栄養補給」、余裕のある時にはひと手間かけて「しっかり朝ごはん」と、うまく使い分けるのも良いかもしれません。

できれば日頃から早寝・早起きの生活リズムを心がけて、ゆとりある朝食タイムを過ごしたいものですね♪

体温編小学生 児童より

食事をすると、なぜ体温が上がるのですか?

では、こちらのイラストを使ってご説明しますね。

口から入った食べ物は、肛門へと続く1本の長い管(消化管)を通りながら、小さく分解(消化)されて、必要な分は体に取り込まれます(吸収)。この「消化」「吸収」をするために、胃や腸など内臓が活発に動きます。このときにエネルギーが使われて熱が発生するのです。これが、食事をすると体温が上がる理由です。

※詳しくは、「朝ごはんを食べるとからだはどうなるの?」をご参照下さい。

主菜の仲間に多く含まれる「たんぱく質」は、他の栄養素に比べて熱を発生させやすいと言われています。体をしっかり温めるためにも、おかずを組み合わせた朝ごはんは大切なんです!
また、よく噛んで食べる方が熱の発生が高まるとも言われているんですよ。

朝ごはんを「しっかり」「よく噛んで」食べれば、体もポカポカ。
これから始まる1日を元気に過ごす準備が整いますよ!

食育授業report戸田市立新曽北小学校

平成26年8月22日、戸田市立新曽北小学校で、「早寝・早起き・朝ごはんで元気に過ごそう! ~毎日の生活リズムをととのえるために~」というテーマで、保護者と教職員の皆さんにお話しをしてきました。 みなさんのまなざしの真剣さに、「お子さんの健やかな成長は親御さんや先生方の心からの願いなんだな」と改めて感じさせられました。

食育Q&A担当者プロフィール

伊藤 真理子(いとう まりこ)

1999年、東京農業大学農学部栄養学科管理栄養士専攻卒業。フリーの管理栄養士として、セミナーの企画・運営、執筆、特定保健指導など幅広く活動中。

食育セミナー実施中!

ダノン健康栄養財団では、子どもから大人まで、幅広い年齢層に正しい食生活、生活習慣の知識を身につけてもらえるよう、小・中学校などの教育現場で「食育出前授業」やスポーツチーム向けの「スポーツ栄養学講座」を行っています。

講座のお問い合わせ、お申し込み受付はこちらの「ダノン健康栄養財団」ホームページよりご確認ください。

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