小中学校で「早寝・早起き・朝ごはん」の生活リズムの大切さについてお話しする食育講座を行う際に、皆さんから食事について様々なご質問、ご相談をたくさんいただいています。
そこで、皆さんも同じ疑問やお悩みをもたれているかもしれませんので、よくある質問をご紹介し、お答えしたいと思います。

水分をとらないとどうなるの?小学生 児童より

水分をとらないとどうなりますか?

私たちの体には、たくさんの水分が含まれています。その量は大人なら体重の約60%、子どもはもっと多く、体重の約70%と言われています。体の中で、水は主に次のような役割をはたしています。

  • ①血液になって体をめぐり、体のすみずみまで栄養を届ける
  • ②おしっこになって、いらない成分を体の外に出す
  • ③汗になって、ちょうど良い体温を保つ

もしも水分をとらないと、それらの役割が十分にはたされなくなります。つまり、

  • ・水分の少ないドロドロの血液になり、体中に栄養などをうまく届けられなくなる
  • ・おしっこの量が減り、いらない成分が体の中にためこまれてしまう
  • ・汗が出にくくなり、体温の調節がうまくできなくなる

というようなことが起こってきて、場合によっては、命にかかわることも・・・。

暑さで体の水分が失われやすい夏場には、特に意識して水分を補給するようにしましょう!

水分補給のタイミングは?小学生 児童より

水はいつ飲めばいいですか?

私たちが生きていくために欠かせない、水。では、水分を補給するタイミングでより良いのはどちらでしょうか?
A:「のどがかわいた」と思ったら水分をとる
B:のどのかわきに関係なく水分をとる

正解は、B。

なぜかというと、“のどのかわき”は体に水分が足りなくなってきているサインだからです。一番良いのは、のどのかわきに関係なく水分を補給しておくことです。のどがかわいたときにはなるべく早く水分を補給してくださいね。

水分は一度にたくさんとるのではなく、コップ1杯程度の水などをこまめに飲むようにするのが良いでしょう。また、スポーツをする前や後、お風呂に入る前や後、寝る前や起きた後などには、汗をかいて水分が失われるのを防ぐために、しっかりと水分を補給するようにしましょう。

また、忘れてはいけないのが「食事からも水分を補給できる」ということです。食べ物にもたくさんの水分が含まれているからです。スポーツ栄養学のコーナーで、食事でとれる水分についてひさこ先生が詳しく解説しているので、こちらも参考にしてくださいね。

子どもは大人よりも汗をかきやすいため、体から出ていく水分も多くなります。「しっかり食べる」と「こまめに水分をとる」を心がけて、この夏も元気に過ごしましょう!

食育授業report三郷市立新和小学校

2017年11月9日、三郷市立新和小学校の5年生に、早寝・早起き・朝ごはんの大切さについてお話ししてきました。元気でしっかりしている5年生のみなさん。とても集中してお話しを聞いてくれましたね!「体内時計の大切さを知り、改めて生活習慣を見直したい」という感想の言葉、とてもうれしかったです。

食育Q&A担当者プロフィール

伊藤 真理子(いとう まりこ)

1999年、東京農業大学農学部栄養学科管理栄養士専攻卒業。フリーの管理栄養士として、セミナーの企画・運営、執筆、特定保健指導など幅広く活動中。

食育セミナー実施中!

ダノン健康栄養財団では、子どもから大人まで、幅広い年齢層に正しい食生活、生活習慣の知識を身につけてもらえるよう、小・中学校などの教育現場で「食育出前授業」やスポーツチーム向けの「スポーツ栄養学講座」を行っています。

講座のお問い合わせ、お申し込み受付はこちらの「ダノン健康栄養財団」ホームページよりご確認ください。

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