なでしこジャパンのフォワードとして、2005年には全21試合に出場し24得点を上げてMVPを受賞。2011年の女子ワールドカップでも全試合スタメン出場し、「大会優秀選手21人」に選ばれた、日本女子サッカー界が誇る得点王、大野忍選手。8月某日、2013年7月からはASエルフェン狭山FCでプレイをしている大野選手による「夏休みサッカークリニック」が行われました。なんとその会場で、大野選手に公開インタビュー!子どものころの食生活や、なでしこJAPANの裏話について、 参加者からの質問を交えながら、管理栄養士の久保田ひさ子先生といっしょに、たっぷりうかがいました!
編集部:「サッカークリニック、おつかれさまでした!今日参加してくれた子どもたちは、いかがでしたか?」
大野選手:「子どもはみんな元気で、楽しかったですね!お母さんたちも積極的に参加していただいて、楽しいイベントになったと思います。」
編集部:「それでは、これからはご参加いただいたみなさまからのアンケートをもとに、いろいろな質問をしていきますので、よろしくお願いします!
まず、最初の質問です。『大野選手はどんな子どもでしたか?』」
大野選手:「うーん、天しんらんまんな子どもでした(笑)!」
編集部:「次の質問です。『好きな科目は何でしたか?』」
大野選手:「なんでしょう・・・あんまり覚えてませんね。あ、でも学校の給食は大好きでした! 給食が楽しみで学校に行っていたようなものです(笑)。」
会場:爆笑
編集部:「なるほど(笑)。『食べ物の好きらいはありましたか?』」
大野選手:「好きなものは、白いご飯! おかずがどうこうよりも、とにかく白いご飯をたくさん食べてました。きらいなものは、ワカメ。食べられないことはないのですが、今でも時々残したりしています。あと、牛乳が苦手でした。これは、今はむしろ好きなくらいなんですけどね。子どものころはきらいでした。」
編集部:「ごはんだもん!げんきだもん!では、“早寝・早起き・朝ごはん”を子どもたちにすすめているのですが、大野選手は子どものころは“早寝・早起き・朝ごはん”ができていましたか?」
大野選手:「う~~~~~~~ん・・・(笑)。朝ごはんは、しっかり食べてましたよ。和食党で、白いご飯とおみそ汁。両親は朝早く仕事に行くことも多かったのですが、ちゃんと朝食を用意してくれていたので、朝からしっかり食べてました!」
編集部:「お弁当を持って行くことも多かったと思いますが、思い出に残っているメニューはありますか?」
大野選手:「試合のときはお弁当を持っていくんですが、おかずはタクワンくらいで、おにぎりがメインでした。具は・・・そうですね、ツナに梅干しとか。」
編集部:「えっ、ツナと梅干しを一緒に入れるんですか!?」
大野選手:「そうです。梅干しはハチミツづけのような、甘いヤツ。ちょっと変わってますかね?」
ひさこ先生:「ツナ缶も種類によって、高たんぱく質・低脂質のものもあり、まぐろの脂質は質も良いものです。また、梅干と言えば”クエン酸”!クエン酸は、エネルギー作りにも役に立つ大事な栄養成分です。」
大野選手:「 (会場のお母さまたちに)今は、どんなおにぎりが人気なんですか?」
会場:「肉まきとか!」
大野選手:「肉まき!いいですねえ。おいしそう。」
ひさこ先生:「肉まきおにぎりならあぶら身の少ないお肉を使うから、栄養的にもいいですね。それに、しっかりと味付けをして火を通すから、衛生的(えいせいてき)にも安心です。」