この「サッカークリニック」は、(公財)ダノン健康栄養財団の食育事業の一環として、“スポーツ”と“食育”をテーマとした、子どもたちの健康な心とカラダ作りを応えんするイベントです。
今回は、 ASエルフェン狭山FC所属で、なでしこジャパンメンバーでもある大野忍選手のもと、サッカー教室と公開食育インタビューが行われました!
集まったのは、25組の親子。サッカー経験者の子どもたちがほとんどですが、中には「これからサッカーを始めたい」という女の子の姿も。しかも今回のサッカークリニックは、子どもと一しょにお母さんたちも参加する企画ということで、みなさんノリノリ!
「みなさん、今日はサッカーを思いっきり楽しみましょう!」という大野選手のかけ声で、サッカークリニックがスタート!
しっかりと準備体操をした後は、ドリブルとボールキープの練習。「ピッ」と笛が鳴ったら、ボールの上に座って動きを止めるという練習には、転んでしまうお母さんや、うまくボールが止められない子どもたちの「キャー!」という声がひびきました。
パイロンを使ったドリブルの練習では、大野選手のお手本に「おぉ~」。
「ボールから目をはなさないで!」「もっと身体に引きつけて!」などの大野選手からのアドバイスが飛ぶと、みんなうれしそうにうなづいていました。
そして、仕上げは4チームに分かれてのミニゲーム。
お母さん&女の子たちのチームは、にぎやかながらも、はげしいゴール前の攻防戦(こうぼうせん)がくり広げられました。
「そこだ、行け~!」という大野選手の声にみちびかれるように、シュート!
男の子たちのチームは経験者ばかりだったので、さすがのパス回し。
大野選手からパスを受けると、敵をかわしてゴールに一直線!
終了後は、大人も子どもも、みんな汗びっしょりでしたが、表情はニコニコ。
「すっごく楽しかった!」「もっとやりたい!」という声があちこちから上がりました。
クリニック終了のあいさつで、大野選手からみんなへ、ねぎらいの言葉とともに「サッカーを楽しんで、もっともっと好きになってください!」と生のメッセージをいただきました!
休けい時間は、ミネラルウォーターとヨーグルトで水分&栄養補給(ほきゅう)。
大野選手もみんなと、おいしそうにヨーグルトを食べていました♪
そしてテントに移動して、「食育スペシャルインタビュー」がスタート。
大野選手の子どものころの話や、どんなごはんを食べてきたのか、そしてなでしこJAPANの裏話まで、たっぷりとうかがいました!
その模様は、
「食育スペシャルインタビュー」でどうぞ!
そしてイベントのラストは、おまちかねのサイン&撮影大会!
気軽にサインに応じ、写真を撮ってくれる大野選手のきさくな姿に大カンゲキ♪
このために、新しいTシャツやサッカーボールを用意してきた参加者もたくさんいました!
「現役の代表選手が、ここまで長い時間、気さくにふれ合ってくれるなんて!」とお母さんたちはビックリ。子どもたちは大喜びでした。
大野選手と親子ですごした「夏の楽しい思い出」が作れましたね!
スポーツで健康的な汗を流し、そして食事についてしっかり考える。
大野忍選手による「サッカークリニック」は、大満足&大充実(じゅうじつ)のイベントとなりました。
ご参加いただいたみなさま、そして大野忍選手、本当にありがとうございました!
協力:FUTSAL POINT SALU狭山
http://futsalpoint.net/shisetsu/salu/sayama/
1984年1月23日生まれ。2人の兄の影響でサッカーを始め、97年に日テレ・ベレーザの下部組織「メニーナ」に入団。99年に、日テレ・ベレーザに昇格。2011年INAC神戸レオネッサに移籍。同年行われた「ドイツ女子W杯」では、全試合にスタメン出場。メキシコ戦でゴールを決めるなど、チームの勝利に貢献し、日本サッカー史上初「世界一」の称号を手に入れた。個人としても、大会優秀選手21名に選出される。2012年INAC神戸ではキャプテンに就任。開幕戦では、なでしこリーグ通算得点記録を更新し、歴代1位となる。同年開催された「ロンドン五輪」では、1ゴール1アシストをするなど勝利に貢献し、初の銀メダルを獲得した。
2013年1月フランス・オリンピック リヨンへ移籍。
同年7月なでしこチャレンジリーグ、ASエルフェン狭山FCへ移籍し、日本に復帰した。
1985年西埼玉の狭山市で地域少女チームとして活動を開始。埼玉県リーグ、関東リーグを経て、2002年から日本女子サッカーリーグに加盟。2010年に1部リーグに昇格。2012年に降格するが、1年での「なでしこリーグ復帰」を目指している。運営母体は、2004年に設立した「NPO法人エルフェンスポーツクラブ」。設立翌年に体育協会のクラブ指定支援事業の指定を受ける。総合型スポーツクラブとして健康スポーツに関わる活動も積極的に行っている。
「エルフェン狭山」公式サイト
http://www.as-elfen.or.jp/