小中学校で「早寝・早起き・朝ごはん」の生活リズムの大切さについてお話しする食育講座を行う際に、皆さんから食事について様々なご質問、ご相談をたくさんいただいています。
そこで、皆さんも同じ疑問やお悩みをもたれているかもしれませんので、よくある質問をご紹介し、お答えしたいと思います。
子どもが煮豆等は大好きでよく食べますが、「納豆」は嫌いで食べません。
A子さん
大豆は、たんぱく質、ビタミンやミネラルなどを豊富に含み、成長期のお子さんだけでなく、あらゆる世代の方に積極的にとっていただきたいものです。
中でも、大豆を発酵して作られる「納豆」には、大豆の栄養はそのままに「消化が良い」、「腸内環境を整える」など体にうれしい特徴があります。
でも、あの独特のネバネバが苦手な人は多いですよね・・・
無理に食べさせなくても良いでしょうか?
もし納豆が苦手でも、次に挙げるような「納豆の仲間」が食べられるのなら、ひとまず安心していただいて良いと思います。
納豆の仲間(大豆・大豆製品)を日々の食事に取り入れていれば、大豆の栄養パワーは体に取り入れることができる、というわけです。
寝る前にお腹がすいたら、何か食べさせても良いのですか?
B子さん
寝る前に食事をとると、生活リズムを乱すデメリットがこんなにあります!
やっぱりお腹が空いても、何も食べさせない方が良いんですね?
寝る前に食べ物を欲しがることがよくある場合、「寝る時間が遅くないか?」、「夕食の量は適切か?」など、日頃の生活習慣を見直し、寝る前に食べることが習慣にならないよう、今のうちから工夫していきたいですね。
3時間目に1~3年生、4時間目に4~6年生に、「早寝・早起き・朝ごはん」の大切さについてお話ししました。
授業前に校長先生とお話しをした時にうかがっていた通り、児童のみなさんはとても明るく元気!でした。でも、しっかりとお話しを聞いてくれましたね。
学校保健委員会の中でお話しする機会をいただき、5~6年生、保護者のみなさん、先生方に、「早寝・早起き・朝ごはん」の大切さをお話ししました。
お話しした内容の中には、主に保護者のみなさん向けの内容もありましたが、児童のみなさんもうなずきながら聞いてくださっていたのが、とても印象的でした!