小中学校で「早寝・早起き・朝ごはん」の生活リズムの大切さについてお話しする食育講座を行う際に、皆さんから食事について様々なご質問、ご相談をたくさんいただいています。
そこで、皆さんも同じ疑問やお悩みをもたれているかもしれませんので、よくある質問をご紹介し、お答えしたいと思います。
授業中に眠くなってしまいます。。。
Aくん
これは困りますね~。授業に集中したくてもできない。必死でノートをとろうとしても、ミミズがはったような文字しか書けない・・・。実は、私も学生時代には何度か経験があります(苦笑)。
授業中に眠くなるのは、気合いが足りないからだ!!なんて言われることもありますが、その前に、生活リズムを見直してみましょう。
すい眠時間は十分にとれていますか?
これは、以前にこのコーナーでご紹介した、すい眠時間の目安を示した表です。
必要と考えられている人間の年齢別睡眠時間(2015 米国国立睡眠財団公表)
文部科学省「早寝早起き朝ごはんで輝く君の未来~睡眠リズムを整えよう!~」より
Aくんは中学生なので、すい眠時間は8~10時間くらいが望ましいのですが・・・ふり返ってみて、いかがですか?夜更かしなどで、すい眠時間が短くなっていないでしょうか。
「日中に眠くなる」というのは、すい眠不足のサインかもしれません。まずは、8~10時間を目安に、日中に眠気を感じない程度のすい眠時間をとれるようにしたいものです。
朝には太陽の光を浴びて、朝ごはんを食べていますか?
日中の眠気とはあまり関係なさそうに見えますが、実はこれが大事なんです。朝に太陽の光を浴び、朝ごはんを食べることで、私たちの体は1日のはじまりを知り、「お休みモード」から「活動モード」に切りかわるからです。
朝起きたら、カーテンを開けて、太陽の光を浴びてみましょう。そして、朝ごはんをしっかり食べるようにしましょう。頭も体もシャキっと目覚めるので、自然と「気合い十分」で授業にのぞめると思いますよ!!
朝ごはんは、お腹がいっぱいになるまで食べた方が良いですか?
Bさん
この3つをそろえて食べる理由は、それぞれの働き(赤字部分)をすべて体にとりいれることができるからです。たくさん食べたとしても、食べたものがごはん(主食)だけだったら、どうでしょうか。「体を動かすエネルギーになる」という働きはとりいれられますが、「体をつくるもとになる」「体の調子をととのえる」という働きは、とりいれることができませんよね。だから、主食・主菜・副菜をそろえて「しっかり」食べてほしいのです。
食事の量は、どのくらいがちょうど良いのでしょうか?
実は、食事のお手本になるものを、皆さんは毎日のように見ているんですよ。そう、それは「給食」です。
給食は、1日に必要な量のおよそ1/3がとれるように栄養士さんが計算してくれています。おうちでも、給食とくらべて考えると、ちょうど良い量がわかりやすくなりますよ!
平成27年11月4日に、松戸市立馬橋北小学校に行ってきました。PTA主催の食育講座で、5年生と保護者の皆さんと「早ね・早起き・朝ごはん」の大切さについて考えました。児童の皆さんが、積極的に手を挙げて自分の意見を発表してくれたので、とても感げきしました!!
平成27年11月5日に、町田市立南つくし野小学校に行ってきました。この日は「父母の会」ということで、保護者の皆さんに生活リズムを整えることの大切さについてお話ししました。平日の午前中にも関わらずたくさんの方にお越しいただき、ご質問もたくさんいただきました。会場の家庭科室が、とても素敵に飾りつけられていたことも印象に残っています(^_^)