小中学校で「早寝・早起き・朝ごはん」の生活リズムの大切さについてお話しする食育講座を行う際に、皆さんから食事について様々なご質問、ご相談をたくさんいただいています。
そこで、皆さんも同じ疑問やお悩みをもたれているかもしれませんので、よくある質問をご紹介し、お答えしたいと思います。
用意した朝食を子供が食べたがらないのですが・・・
F子さん
お子さんのためを思って用意したのに、食べてくれなかったら困ってしまいますよね。ではなぜ、お子さんは朝ごはんを食べたがらないのでしょうか? もしかしたら、前日の夜の過ごし方が鍵を握っているかもしれません!
夕食の時間が遅かったり、油っこい物など消化に時間がかかる物を食べたり、夕食の後にお菓子を食べたりすると、朝ごはんの時間には胃がもたれて「食べたくない」につながってしまうんです。
バランスの良い朝ごはんを目指して主食・主菜・副菜を揃えようとすると、どうしても皿数が多くなってしまいがち。お子さんにとってはボリュームが大きいのかもしれません。ワンプレートでも、主食・主菜・副菜それぞれに該当する食品が入っていればバランスを整えることができます。
例えば・・・
Point!「お子さんが食べられる量」「お子さんの好きなもの」「お子さんが食べやすいもの」を意識してみてはいかがでしょうか?
明日からさっそく試してみます!
仕事をしているので夕食が遅くなってしまうのですが・・・
G子さん
お仕事とお家のこと、お疲れ様です! 確かに、お仕事から帰って食事の支度をすれば、夕食の時間だけでなく、寝る時間も遅くなってしまうかもしれないですね・・・。そこで、こんなアイディアはいかがでしょう?
忙しい夕方、少しでも調理の手順が省けると、気分もぐっと楽になりますね。
調理時間が短くなれば、その分夕食を早い時間に食べる事ができ、早寝・早起きの良い生活リズムにもつながります。色々工夫してお母さんの負担を減らしながら、良いサイクルにもっていきたいものですね♪
ごはんだもん!げんきだもん!の「朝食時短レシピ」もぜひご参考にして下さい♪
平成26年2月8日、江戸川区立西葛西小学校の3年生と保護者のみなさんに「早寝、早起き、朝ごはん」についてお話してきました。
この日は朝から雪。会場の体育館もさすがに冷え冷えとしていましたが、授業が始まると、みんなの熱心さに寒さを忘れるほどでした。
学校が終わるお昼頃にはずいぶん積もっていましたが、みんな転んだりせず無事に帰れたでしょうか・・?
休みの日などに野菜をまとめて茹でて、小分けに冷凍しておく
→ そのまま炒めものや汁物に使えるので便利!
納豆や豆腐など、手間をかけずに食べられる物を常備しておく
→ 納豆や豆腐は消化が良いので、遅くなってしまった夕食にもおススメ!
1食分よりも多めに作り、残りを翌日にリメイク。例えば、野菜スープを作って、残りはトマト缶を加えてパスタやごはんを入れて食べても良いし、カレールウを加えれば野菜の味が出た美味しいカレーに変身!