小中学校で「早寝・早起き・朝ごはん」の生活リズムの大切さについてお話しする食育講座を行う際に、皆さんから食事について様々なご質問、ご相談をたくさんいただいています。
そこで、皆さんも同じ疑問やお悩みをもたれているかもしれませんので、よくある質問をご紹介し、お答えしたいと思います。

炭水化物について中学校 保護者より

炭水化物、多くとった方が良いのか、少しにしたら良いのか、悩みます。

ここ数年、炭水化物を減らすダイエット法なども流行っていますが、それは血糖値のコントロールが難しい方向けの食事法です。成長期の子ども達は、普段の活動に必要なエネルギーに加えて「成長するためのエネルギー」が必要です。
炭水化物はとても効率の良いエネルギー源で、体のエネルギーはもちろん、脳のエネルギー源にもなります。特に朝食には、ごはんをもりもり食べてしっかりと体温を上げ、1日を元気に過ごすパワーを補給しましょう!

食欲がなくても朝食はとるべき?中学校 保護者より

前日の食事の内容によっては、朝に食欲がない時がありますが、その場合でも朝食をとった方が良いのでしょうか?

食欲がない原因はどこにあるのかにもよりますが、単純に「眠い」などで体に不調がない場合は、朝食を食べることをオススメします。
朝ごはんを食べることで体熱となり、体温をしっかり上げることが出来ます。
体温が上がることで内臓も活発に動き出しますし、午前中を元気に過ごすことが出来ます。
胃腸の調子があまりよくない・・・という場合は、温かいお味噌汁やスープ、お白湯など、水分補給とともに温かいもので体を内側から温める(冷やさない)ようにしましょう。
前日の食事が胃にもたれている場合は、脂っこいものばかり食べていないか、夜遅くに食べ過ぎていないかなど、食事の内容を見直し、食欲アップの環境づくりを心掛けることも必要です。

ベストな栄養バランスとは?中学校 生徒より

どういう比りつで食べればベストな栄養バランスになるんですか?

食べ物が色々あると、何をどのくらい食べたらよいかわからなくなりますよね。
そんな時に見てほしいのが「食事バランスガイド」です。
下のイラストのように、1日に「何を」「どのくらい」食べたらよいかが目で確認できるように描かれています。

こちらをみると、主食、副菜、主菜をお皿の数でどのくらい、さらに牛乳・乳製品や果物をどのくらい食べるかがイラストでわかると思います!
まずは毎日たべているものを振り分けてみましょう。
そこから「足りないもの」があればプラスしていくとバランスが整いやすくなりますよ。
しっかり食べて成長に必要なエネルギーや栄養を補給しましょう!

朝ごはんにとるべきものは?小学校 児童より

朝ごはんに特にとってほしいものは何ですか?

朝ごはんの役目はたくさんありますが、その中のひとつが「体温を上げる」ことです。
そのため、エネルギー源となる主食(ごはんやパン、めん類など)はしっかりとりましょう。
さらに、食事によって体温をより上げやすくするのが「よく噛むこと」です。
ジュースなどの飲み物だけでなく、ごはんや野菜などしっかり噛むことが出来る食事を意識できると、内臓も元気に動き、体熱を作りやすい状態になりますよ。

主食しか食べてくれません。。。小学校 保護者より

主食、主菜、副菜とバランス良く朝食を出すと、子供が主食しか食べてくれない時が多々あります。朝からガミガミ…も良くないのでそのままにしますが。。。

朝ごはんには、エネルギーを補給するだけでなく、体温を上げたり、胃腸を刺激して朝うんちを促したりと、たくさんの役目があります。
主食、主菜、副菜・・・と朝からきちんと揃えられるのは、本当に素晴らしいことだと思います!
しかし、なかなか食べてくれない・・・という場合は、1つのお皿にいくつもの要素をまとめてみてはいかがでしょうか?
例を挙げると、カレーライスの中には主食(ごはん)、主菜(お肉)、副菜(野菜)がふくまれ、1つのお皿でバランス良く食べることが出来ます。
その他にも、ごはんを混ぜご飯にする、お味噌汁を豚汁のようにするなど、それぞれの要素を増やしていくことは可能です!
忙しい朝だからこそ、作る方も食べる方も少ないお皿の数でバランス良く完結する、という方法もオススメです!

食育授業report君津市立坂田小学校

2018年6月13日、全校生徒の皆さんに食育授業を行いました。
ぐっすりねむるためのポイント○×クイズでは、大盛り上がりでしたね!
皆さんの元気に、こちらもパワーをいただきました。
本格的な夏が来る前に知っておいてもらいたい、熱中症予防についてもお話をしました。
早寝・早起き・朝ごはんを習慣にし、暑さに負けない元気な学校生活を送ってもらえたら、嬉しいです。

食育授業report江戸川区立瑞江第二中学校

2018年7月7日の七夕に、全校生徒の皆さんと保護者の皆さんに向けて食育授業を行いました。
体育館で暑い中、最後まで集中して一生懸命お話を聞いてくださっていたのが、とても印象的でした。
普段お料理しない学生の皆さんも、夏休みや冬休みなど長い休みには、ぜひ朝ごはんづくりに挑戦し、自分の成長に必要な栄養について考えてみてもらえると、嬉しいです!
「親子で同じ話を聞く」という貴重な機会を作っていただきありがとうございます。
皆さんの成長と親子のコミュニケーションのきっかけづくりになりましたら幸いです。

食育授業report大和市立緑野小学校

2018年11月20日、保護者のみなさま主催にて4年生の皆さんに向けて食育授業を行いました。
児童の皆さんが○×クイズには元気いっぱいに参加し、お話の最中は集中して聞いてくれていて、メリハリが素晴らしいなと思いました。
4年生の皆さんはこれからぐんぐん成長する時期に入ると思いますので、いつ成長期のピークが来ても良いように、今のうちから早寝・早起き・朝ごはんの習慣を身につけておきましょう!

食育Q&A担当者プロフィール

管理栄養士 磯村 優貴恵(いそむら ゆきえ)

管理栄養士としてダイエット専門のサロンにて食事指導を行う。その際に具体的なメニュー提案や調理方法の伝承の必要性を感じ、3年間の料理経験を積む。その後特定保健指導を経て独立。「栄養士をもっと身近に!」をモットーとして、子供から大人まで一緒に食べられるおいしいレシピの提供や食事の大切さを紙面やWEBにて発信中。

食育セミナー実施中!

ダノン健康栄養財団では、子どもから大人まで、幅広い年齢層に正しい食生活、生活習慣の知識を身につけてもらえるよう、小・中学校などの教育現場で「食育出前授業」やスポーツチーム向けの「スポーツ栄養学講座」を行っています。

講座のお問い合わせ、お申し込み受付はこちらの「ダノン健康栄養財団」ホームページよりご確認ください。

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