小中学校で「早寝・早起き・朝ごはん」の生活リズムの大切さについてお話しする食育講座を行う際に、皆さんから食事について様々なご質問、ご相談をたくさんいただいています。
そこで、皆さんも同じ疑問やお悩みをもたれているかもしれませんので、よくある質問をご紹介し、お答えしたいと思います。

塩はからだに悪いのですか?小学生 児童より

塩はからだに悪いのですか?

よくテレビなどでは「塩分をひかえましょう」と言われていますし、スーパーには「減塩」と書かれた商品がたくさんあります。塩は体に悪いものなのでしょうか?

塩(ナトリウム)は、筋肉の働きを調整するなど、体が正しく働くためにとても大切な役割を果たしています。体の中でナトリウムが足りなくなると、だるくなったり、頭痛や吐き気がしたり、ひどいときには筋肉がけいれんしたり、意識がなくなってしまったりもします。つまり、塩自体は体に必要なものであり、決して悪いものではありません。

ただ、とりすぎれば体に悪いものになるので要注意です!例えば、塩分をとりすぎると、「高血圧(血液が血管のかべを押す力が強くなること)」になりやすいことが分かっています。高血圧が続くと、血管のかべにはいつも強い力がかかっていることになります。そうすると、血管のかべが傷つき、脳の血管がやぶれてしまう「脳出血」など、命にかかわる病気につながってしまうこともあるのです。

日本人は、ふだんの食事から塩をとりすぎていることが分かっています。そのため「塩分をひかえましょう」と言われているのですね。

1日にとる塩分量の目安
男性 女性
6~7歳 5.0g未満 5.5g未満
8~9歳 5.5g未満 6.0g未満
10~11歳 6.5g未満 7.0g未満
12~14歳
8.0g未満 7.0g未満
おとな 8.0g未満 7.0g未満

日本人の食事摂取基準(2015年版)をもとに作成

なお、1日にとる塩分の量の目安は、10~11歳の子どもでは、男の子で6.5g未満、女の子で7.0g未満です。量を聞いてもあまりピンとこないかもしれませんが、例えば、カップラーメン1杯(汁も含む)には5g前後の食塩が入っています。つまりカップラーメンを汁まで残さずに食べたら、それだけで1日分に近い塩分をとることになってしまうのです。味の濃い食べ物はおいしく感じるかもしれませんが、それではあっという間に塩分とりすぎに。日頃から、うす味に慣れるようにしておきたいものですね。減塩レシピも、参考にしてみてくださいね!

白いごはんが苦手です・・・保護者より

白いごはんは「味がしない」と言って苦手です・・・

ごはん大好きな私にとっては、ふっくらした炊き立ての白いごはんはとても魅力的なものなのですが・・・白いごはんは「味がしない」と感じて、それだけでは食べられないという方も少なくないようですね。ごはんは私達の体にとって大切なエネルギー源であり、特に成長期にあるお子さんにはしっかり食べてほしいものです。

作戦① ふりかけを使う
白いごはんが苦手なら、ふりかけを活用するのも良いと思います。青菜やじゃこ、ごまなどを炒め合わせてしょう油で味をつけた手作りふりかけなら、カルシウムなどの補給にも良いですね。

作戦② 味つきごはんにする
カレーライスやオムライス、丼もの、チャーハン、炊き込みごはんなどを活用するのも方法のひとつです。もともと味のついたごはんなら、お子さんもおいしく食べられるのではないでしょうか。野菜などの具もたっぷり入れれば、栄養バランスもUPします!

ただ・・・作戦①も作戦②も、目的は「ごはんを食べる」ということであり、「白いごはんを食べられるようになる」という根本的な解決にはつながっていません(苦笑)。そこで、「ごはんっておいしそう」「白いごはんを食べてみたい」と思うきっかけも作っていけると良いと思います。ちょうど今は秋、新米がおいしい季節です。ごはんが炊けたら、炊飯ジャーのふたを開けて、ピカピカに炊きあがったごはんを「おいしそうだね!」とお子さんにも見せてあげてはいかがでしょうか。また、食べる時には「口の中でごはんが甘く変わる不思議」を教えてあげても良いと思います。口の中で白いごはんをよく噛むと、ごはんのでんぷんは、だ液に含まれるアミラーゼという酵素の働きで甘味のある糖に分解されます。これは中学校の理科で習う消化のメカニズムですが、「口の中でごはんの味が変わる」というのは、お子さんにとって興味深いことなのではないかと思います。

子どもの時には白いごはんが苦手でも、成長とともに食べられるようになることも多いものです。焦らずゆっくり見守りながら、おかずの味で白いごはんを食べられるように、少しずつ練習していけると良いですね。

食育授業report江戸川区立清新第一中学校

平成28年10月7日、江戸川区立清新第一中学校に行ってきました。全校生徒の皆さんに「早寝・早起き・朝ごはん」の大切さについてお話しした後、先生や保護者の皆さんとの意見交換会が行われました。意見交換会では、お子さんの生活習慣や健康についてのお悩みや質問がたくさん寄せられ、とても充実した会となりました。

食育授業report江東区立小名木川小学校

平成28年11月1日、江東区立小名木川小学校の学校保健委員会で「早寝・早起き・朝ごはん」についてお話しさせていただきました。学校医の先生方からのお話しとあわせ、お話しした内容が児童の皆さんの健やかな成長、望ましい生活習慣づくりに役立てばうれしいです。

食育授業report松戸市立馬橋北小学校

平成28年11月9日、松戸市立馬橋北小学校に行ってきました。こちらの学校に伺うのは、前年に続いて2回目。PTAが主催する講座で、5年生と保護者の皆さんに「早寝・早起き・朝ごはん」の大切さについてお話ししてきました。「早寝・早起き・朝ごはん」に親子で取り組んで、みんなで元気な毎日を過ごして欲しいと願っています!

食育授業report平塚市立岡崎小学校

平成28年11月29日、平塚市立岡崎小学校の皆さんに、「早寝・早起き・朝ごはん」の大切さについてお話ししました。児童の皆さんは、とても元気!!お話しをしっかり聞いて、思ったことなどをたくさんお話ししてくれましたね。うんちの話しをした時にとても盛り上がっていたのも、印象的でした(笑)。

食育授業report練馬区立練馬東小学校

平成29年1月13日、練馬区立練馬東小学校に行ってきました。1時間目は1年生、2時間目は2年生に、「早寝・早起き・朝ごはん」の大切さをお話ししました。こちらから質問をすると、皆さん、積極的に手を挙げてくれましたね。マグカップヨーグルトケーキのデモンストレーションもとても盛り上がりました。皆さんもおうちでぜひ作ってみてくださいね。

食育授業report三郷市立早稲田中学校

平成29年1月19日、三郷市立早稲田中学校の学校保健委員会で「早寝・早起き・朝ごはん」についてお話しさせていただきました。校医の先生のお話しでは、早稲田中の皆さんは「早寝・早起き・朝ごはん」がしっかりできているとのこと!今回のお話しで、改めてその大切さを認識していただき、習慣の継続につなげていただけたら嬉しいです。

食育授業report風早幼稚園

平成29年1月31日、柏市にある風早幼稚園の父母の会で行われた講座にお呼びいただきました。お子さんの健やかな成長のために大切な「早寝・早起き・朝ごはん」についてお話しし、参加された方もメモをとりながら熱心に聞いてくださいました。「楽しかった」の声が多かったようで、嬉しいです!

食育Q&A担当者プロフィール

伊藤 真理子(いとう まりこ)

1999年、東京農業大学農学部栄養学科管理栄養士専攻卒業。フリーの管理栄養士として、セミナーの企画・運営、執筆、特定保健指導など幅広く活動中。

食育セミナー実施中!

ダノン健康栄養財団では、子どもから大人まで、幅広い年齢層に正しい食生活、生活習慣の知識を身につけてもらえるよう、小・中学校などの教育現場で「食育出前授業」やスポーツチーム向けの「スポーツ栄養学講座」を行っています。

講座のお問い合わせ、お申し込み受付はこちらの「ダノン健康栄養財団」ホームページよりご確認ください。

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