小中学校で「早寝・早起き・朝ごはん」の生活リズムの大切さについてお話しする食育講座を行う際に、皆さんから食事について様々なご質問、ご相談をたくさんいただいています。
そこで、皆さんも同じ疑問やお悩みをもたれているかもしれませんので、よくある質問をご紹介し、お答えしたいと思います。

眠らないと、どうなりますか?小学生 児童より

眠らないと、どうなりますか?

ねむる時間が足りないと、体と心に悪いことがたくさん起こります。例えば、学校に行ってから授業中にねむくなってしまったり、なんだかやけにイライラしたり、ボーっとして授業に集中できなかったり・・・。外を歩いているときにボーっとしていて、転んでケガをしてしまったり、交通事故にまきこまれてしまったりしたら大変です!また、体がぐんぐん大きくなる “成長期” にいるみなさんがねむる時間をしっかりとらないと、成長がおくれてしまうことにもつながります。
ほかにもあります。ふつうなら、わたしたちはおなかがすくと「食べたい」と感じ、おなかがいっぱいになってくると食べたい気持ちがおさまります。ところが、ねむる時間が足りなくなると、食べたい気持ちをうまくそうさできなくなると言われています。おなかがいっぱいになっても食べたい気持ちがおさまらなくなったりするので、食べすぎて太ったり、生活習慣病(せいかつしゅうかんびょう)と言われる病気にかかりやすくなったりします。

みなさんも、たまたまねむる時間が少なくなってしまった次の日に、「なんとなく調子が悪いなぁ」と感じたことはありませんか?ぎゃくに、しっかりねむった次の日に、「頭も体もスッキリして調子がいいな」と感じたことはありませんか? ふだんいしきすることはあまりないかもしれませんが、「ねむる」ということは私たちにとってとても大切なことです。しっかりねむって、毎日を元気に、気分よくすごしてくださいね!

ねている間、体は何をしている?小学生 児童より

ねている間、体は何をしているのですか?

私たちは、昼間は起きていて、夜になるとねむります。ねむることで、昼間の活動で疲れた頭と体を休ませているのです。ということは、ねている間はただ休んでいるだけで、体は何もしていないのでしょうか? いいえ、そうではありません。“ねている間にしていること”もあるんです!

① 体が大きくなる、体をじょうぶに保つ
私たちがねているとき、脳(のう)からは「成長ホルモン」というものがたくさん出ています。成長ホルモンには、ほねやきん肉をつくって体を大きくするはたらきや、体のバリアきのう(めんえき)を高めたり、体のダメージをかいふくしたりするはたらきがあります。

② “記おく”を整理する
私たちは、日々、色々なことを学んだり、経験したりしています。学んだこと、経験したことの中には、覚えていることもあれば、わすれてしまうこともあります。実は、私たちがねむっている時、脳では「必要なことを記おくする(覚える)」「必要でないことを消す(わすれる)」ということが行われています。

つまり、ねる時間をしっかりとれば、頭と体を十分に休めることができるだけではなく、「じょうぶに成長する」「学習したことをしっかり覚える」ということにもつながってくるということです。
ねている間には、私たちにとってとても大切なことが行われていることがお分かりいただけましたか?小学生のみなさんでしたら9~11時間を目安に、ねむる時間をしっかりとりましょうね。

食育授業report浦安市立南小学校

平成28年3月7日、浦安市立南小学校の5年生に「早ね・早起き・朝ごはん」についてお話ししました。皆さんとても積極的に手を挙げて、質問や意見を発表してくれました。
授業の後には、マグカップヨーグルトケーキの作り方を実演しました。会場いっぱいに良い香りが広がったときの皆さんのキラキラした表情が印象的でした!

食育授業report中野区立西中野小学校

平成28年3月9日に、中野区立西中野小学校に行ってきました。1、2年生を対象とした「早ね・早起き・朝ごはん」の授業では、みなさん活発に発言してくれました。
続いて行われた学校保健委員会では、保護者の皆さまに生活リズムの大切さを中心にお話しをさせていただきました。学校薬剤師の先生の「腸内細菌」や「ピロリ菌」のお話し、学校歯科医の先生の「よくかむことの大切さ」のお話しも、とても勉強になりました!

食育授業report横浜市立中山中学校

平成28年3月15日、横浜市立中山中学校の1年生に「早ね・早起き・朝ごはん」についてお話ししました。年度の終わりに改めて生活習慣を見直し、進級した後も元気な毎日を過ごしてもらえたら嬉しいです。
事前にいただいた食育アンケートの結果には、ご家族の方からのコメントも書かれていました。そこには、お子さんの成長や健康を願って食事を作っているご家族の想いがあふれていて、とても感動しました。

食育Q&A担当者プロフィール

伊藤 真理子(いとう まりこ)

1999年、東京農業大学農学部栄養学科管理栄養士専攻卒業。フリーの管理栄養士として、セミナーの企画・運営、執筆、特定保健指導など幅広く活動中。

食育セミナー実施中!

ダノン健康栄養財団では、子どもから大人まで、幅広い年齢層に正しい食生活、生活習慣の知識を身につけてもらえるよう、小・中学校などの教育現場で「食育出前授業」やスポーツチーム向けの「スポーツ栄養学講座」を行っています。

講座のお問い合わせ、お申し込み受付はこちらの「ダノン健康栄養財団」ホームページよりご確認ください。

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